るメガネやコンタクトレンズは医療費控除の対象外
先生、医療費控除ってなんですか?
医療費控除とは、1月から12月までの間に自分や家族のために支払った医療費が高額になった場合、その額を所得から控除、つまり除外することですよ。
医療費の分だけ所得が低くなることになりますから、所得税を納め過ぎているということになります。
だから、納め過ぎた分の税金が戻ってくるという仕組みです
高額の医療費って、具体的にはどのぐらいですか?
1年間に10万円以上ですね。
所得が200万円以下の場合は、所得の5%を超える金額になります
10万円以上ですか。
あ、じゃあレーシック手術にかかった医療費も控除の対象になりますよね?
うーん、それについては、ちょっと断言できないんですよ。
金額的には問題ないんですけどね
どうしてですか?
レーシック手術が医療費控除の対象になるか、
はっきり決まっていないからなんです。
今のところ、税務署ごとに対応しているという状態で、税務署によってはレーシック手術を医療費控除の対象にしていないところもあるんです。
こればかりは問い合わせてみないとわからないんですよ
でも、レーシックもれっきとした手術ですよね?
医療費と認められないなんて、おかしくないですか?
レーシック手術が医療費として認められるかどうかは、
レーシックによって治療と呼べるほど視力回復の効果があったか、
がポイントになるようですよ。
軽い近視だけどメガネがイヤだから、という理由で受けたレーシックは
治療とは呼びにくいですよね。
逆に、強度の近視の人が、手術によって劇的に視力が回復したなら、
それは治療と呼べるでしょう。
こういう場合は医療費として認められると思いますね
そうなんですか。難しいんですね
それに、同じ視力矯正の手段であるメガネやコンタクトレンズが
医療費控除の対象外になってるんです。
だから、レーシック手術も医療費控除の対象にしないと
ツジツマが合わない、という意見もありましてね
じゃあ、レーシックの医療費控除はムリですか・・・
そうともいえませんよ。
というのは、大蔵財務協会という公益法人から、一つの見解が出されたんです。
それによると、
レーシックは、眼の機能それ自体を医学的な方法で正常な状態に回復させるものであり、それに係る費用は医師の診療または治療の対価と認められる
とあります
それって、どういうことになるんですか?
レーシック手術の医療費が控除の対象になる可能性が高くなった
ということです。源泉徴収票とレーシック手術の領収書を持って税務署で
申請すれば、お金が戻ってくる確率が高くなったんですよ。
税務署でも、一人一人の書類をきっちり審査するのは大変ですからね。
書類がきちんとそろっていれば、OKにしてくれる可能性は高いと思いますよ。
わかりました。
源泉徴収票とレーシック手術の領収書ですね。
じゃあ、領収書を大事にしまっておかなきゃ
確定申告は来年2月ですからね。
くれぐれも、なくさないように気をつけてください

